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びわ湖ヨシ船一周プロジェクト実行委員会

びわ湖ヨシ船一周プロジェクト実行委員会さん

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びわ湖の日制定30周年を記念し、琵琶湖の環境にとって大きな役割を果たすヨシを使って葦船をつくり琵琶湖を一周を目指す。またその際、寄港先の滋賀の名産品を運ぶことによって、県の環境と名産品のPRを行う。また、それに伴うイベントの実施や商品開発を行う。

「びわこの日」とは、1977年、合成洗剤に含まれるりんなどの栄養分が琵琶湖に増え、大規模な赤潮が発生。水道水は異臭を放ち、コイやアユなど養殖場の魚が死ぬ被害が相次いだため、主婦に粉石けんの使用を呼びかける「石けん運動」が始まった。県は80年7月1日、りんなどの排出規制を盛り込んだ琵琶湖条例を施行し、翌81年に施行1周年を記念して7月1日を「びわ湖の日」と定めた。

滋賀県近江八幡市安土町・西の湖周辺に自生するヨシを使い、ヨシ船を制作。安土を出発点として10月中旬の3日間でびわ湖を周回し、ゴールの大津港を目指します。更にそこから淀川を下り大阪・御堂筋まで下ることができれば最高です。また、寄港先では、滋賀の名産品を運びながらやヨシの加工食品やアート作品を販売するカフェやマルシェ、ヨシ笛の演奏会など広がりのあるものになればと思います。制作過程に一般の方々に参加していただくことにより、自分の身の回りの環境との関わりについて考え直すキッカケになればと思います。また、淀川水系の水資源の恩恵を受けて暮らす多くの人たちにも、大きな枠組みで環境を捉えてもらえればと思います。

葦(よし・あし)のことをご存知ない方も沢山いらっしゃることと思いますが、琵琶湖の環境を語るうえで、このヨシという植物は、欠かせない植物といえるでしょう。水鳥や魚の生息場所となっているほか、湖岸の侵食防止や湖辺の水質保全にも役立ち、先人は生活の中によしを巧みに取り入れてきました。

文学作品には、早く記紀など、日本神話で葦原の中つ国が日本の呼称として用いられ、『万葉集』から数多く詠まれています。また、近年では、企業のメセナなどにこのヨシ刈を行うといったことも行われヨシの葉を粉末にして、うどんや饅頭に練りこむなど新しい試みも行われています。

しかしながら、その働きが認識されるまで、護岸工事や干拓工事、適度に人が管理しないという理由からこれまで多くのヨシ原が失われてきました。私の住む近江八幡市には、滋賀県のヨシ群生地の6割が集中する地域といわれています。また、そのヨシが多く生える場所に内湖というものがあるのですがこれもまた、安土には「西の湖」と呼ばれる内湖が存在し、琵琶湖の在来魚の生息場所として重要性が認識され県としても予算が配分され今年度より本格的な調査が行われています。

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